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クリーン化におけるあるべき姿1

作業員の着用物編
1)作業服

【概要】
人間は、身に着けている衣服や皮膚・毛髪からの発塵により、最大の発塵源と称されています。作業服は、人間から出るゴミを包み込んで外部に拡散させない目的に使用します。

【要件1】
作業服は作業工程に合った発塵防止の作業服であるか?
作業服は、作業工程のクリーンの度合いに応じて、白衣・クリーンスーツなどを採用することが望ましいです。 原則として作業服のクリーンレベルが、他のクリーン資材や部材のレベルと合わせないといけないので、適切なクリーンレベルに合わせて選定することをお勧めします。選定の方法としては人体や内部着衣から生じる皮膚片や繊維くずがどの程度製品に影響を与えるかで判断するべきです。

【要件2】
作業服の着用方法が決まっているか?
作業服の着用方法により、発塵が多くも少なくもなるため、着用方法をルール化しましょう。
【要件3】
作業員はクリーン服を着用する意味を理解しているか?
作業員各自に、クリーン服着用の意味を教育することにより主体性を持った行動に繋がります。

【要件4】
作業服の保管方法が決まっているか?
更衣室で、作業服と私服等を混合すると私服等に付着しているゴミが、作業服に付着してしまう為、分別して保管すべきです。

【要件5】
作業服の洗濯方法および交換時期が決まっているか?
工程内の作業内容やクリーン度合いで作業服の洗濯方法や周期を検討し、定期的に交換できる体制をとることが望ましいです。

【要件6】
作業服が個人の持ち物になっているか?
作業服は衛生上の観点で個人管理とし、作業者の体形に合ったサイズのものであり、洗い替えで複数枚貸与すべきです。
2)作業靴

【概要】
作業靴は、外履きから履き替えて外部からのゴミの持ち込み防止や、靴下の繊維や足の皮膚などの異物落下防止をするなど、外部や人間からゴミを拡散させない目的に使用します。

【要件1】
作業靴は、作業工程に合った発塵防止の作業靴であるか?
作業靴は、作業工程のクリーン度合いに応じて、下履き・上履き・クリーンブーツなどを採用することが望ましいです。


【要件2】
作業靴の着用方法が決まっているか?
作業靴の着用方法により、発塵が多くも少なくもなるため、着用のルールを決めて着用すべきです。

【要件3】
作業靴の保管方法が決まっているか?
更衣室での作業靴は、下履きと同じ場所に置くと下履きに付着している異物が作業靴に付着してしまう為、分別して保管することをお勧めします。

【要件4】
作業靴の洗濯方法および交換時期が決まっているか?
工程のクリーン度合いで作業服の洗濯方法を検討し、交換時期を定めて一斉に交換できる体制をとることが望ましいです。 また、洗濯後の作業靴は清潔な状態で保管すべきです。

【要件5】
作業靴は個人の持ち物になっているか?
作業靴は衛生上の観点で個人管理とし、作業者の足のサイズに合う靴であり、洗い替えで複数貸与すべきです。
3)手袋

【概要】
手袋は、指先に付着している油分や異物を製品に付着させない為、手を包み込んで外部に出さない目的で使用します。

【要件1】
手袋を使用する意味や使用方法を理解しているか?
手袋を使用する工程の作業者に対し、使用する目的や機能・着用ルールを理解させることが必要です。

【要件2】
手袋を使用する工程ごとに、手袋を選定しているか?
手袋からの発塵は使用する工程のクリーンレベル、または作業服のクリーンレベルと同じか、それ以上のレベルのものを採用することが望ましいです。

【要件3】
手袋の着用ルールが決まっているか?
手袋の着用が必要な工程は、手袋の着用方法・交換時期を明確に決めるべきです。

【要件4】
手袋が汚れた場合の交換時期が、汚れ・破損サンプル等で明確になっているか?
交換時期は工程毎で汚れ破損具合が異なる為、汚れ・破損サンプルを用意してそのサンプルと見比べて交換すべきです。

【要件5】
定期的に抜き取り確認がされているか?
作業場所や時間帯により手袋の汚染は異なります。第3者による抜き取り検査などを定期的に実施することが大事です。
4)マスク

【概要】
マスクは、使い捨てのマスクを使用し、製品に人間から皮膚や唾が付着しない目的で使用します。

【要件1】
マスクを使用する意味や使用方法を理解しているか?
作業者に対し使用する目的や機能・着用ルールを理解させることが必要です。

【要件2】
マスクを使用する工程毎で、マスクの選定をしているか?
マスクは用途に応じて種類があるので、工程に合ったマスクを選定すべきです。

【要件3】
マスクの着用ルールが決まっているか?
マスクの着用が必要な工程は、マスクの種類・交換時期を明確に決めるべきです。
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