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エアシャワー ミュージアム

シーズシーではたくさんの中古エアシャワーを取り扱っています。そこで見かけたいろいろなエアシャワーを写真でご紹介します。さあ、エアシャワーの進歩の歴史をたずねて見ましょう。
はじめにご紹介するのは1970年代後半のエアシャワーです。映画「スターウォーズ」が公開されたころですね。半導体の研究所で見かけました。外観はすでに現在のエアシャワーとそれほど変わりません。ですが、よく見ると、ドアについているリミットスイッチがすごく大きいのでびっくりしてしまいます。

上を見るとさらにびっくり。高さが3m近くありました。現在では側面パネル内に設置されているHEPAフィルターとファンモーターがこのエアシャワーでは上についていました。「点検口」を開けるとさらに鉄のふたがあり、その中にHEPAフィルターがありました。
次にご紹介するのは80年代前半のエアシャワー。高さは現在のものと同じくらいになっています。しかし、このエアシャワーは吹き出し口が片側に3個ずつしかありません。モーター容量のせいでしょうか?ちょっと、少ない気がします。
特徴的なのは、吹き出し口(パンカルーバー)です。この時代のものはほとんどがおっぱいのように飛び出した格好をしています。出っ張っているから、何かに当たったようで変形しています。それから、エアージェットのスイッチが床を踏む「フットスイッチ」式が多かったようです。
これは、80年代中ごろのエアシャワー。吹き出し口は片側に6個ずつついています。ドアリミットスイッチはかなり小さくなりました。真ん中に見えるのは操作パネル。ドアの手前にはなにやら「標語」のようなものが見えます。
同時期の別のエアシャワーです。操作パネルに見えるのは差圧計とタイマーでしょうか?ずいぶん大きなタイマーです。
80年代後半です。この頃から、吹き出し口が中に引っ込んだ形になっています。これは丈夫なSUS製になっていますね。上記の変形するという問題に対応してのことだと思います。
操作パネルの写真です。スイッチの格好は古いですが、タイマー、自動/手動切り替え、照明スイッチなど構成は今と同じです。HEPAフィルタの寿命を見る差圧計は付いていないようです。
これは幅の広い(W1500有効)のエアシャワーです。扉は観音開きです。吹き出し口の数は片側11個に増えています。やはり、吹き出し口がステンレス製です。一度に多くの人間を通すためでしょうが、最近の傾向では、奥行き方向を延ばすほうが多くなっています。
フットスイッチにはゴミがたまりやすく、また、痛みやすいのですが、きれいなつくりになっていました。そういえば、床材は昔からずっとステンレスのようです。
90年ごろのエアシャワーです。吹き出し口はアルミ製になっています。そのほか、ほとんど現在と変わりません。すでにエアシャワーは10年以上前に完成されていたのですね。
このエアシャワーには上部にパンチングが貼ってあり、入室動作以外のときにも清浄度を保つようにクリーンエアを吹き出しています。現在は通常、高速/低速切り替え可能なモーターを使いますが、以前は2台のモーターを持ったものもありました。
このエアシャワーは吹き出し口が片側に4個づつ、上に2個の合計10個ついています。しかし、ファンモーターは片側だけで、本体をダクトのように作ってあります。省エネタイプですね。片側の吹き出し口が少ない気がしますが・・・。
これは2000年ごろの新しいエアシャワーです。上に吹き出し口が5つ付いていますが、両側には何もありません。設置レイアウトの問題でしょうか。操作パネルもありませんね。
こちらは3方向に進行する特型エアシャワーです。似たようなものにL字型進行もあります。
ドアやパスボックスと比べるとずいぶん背の低いエアシャワーです。これは台車用。クリーンルームに入れるワークなどを積んだ台車を通すためのエアシャワーです。床板はなく、連絡用のインターフォンが付いています。
こちらは自動ドアつきの台車用エアシャワー。サイズもずっと大きくなっています。
操作パネルを見てみましょう。90年代前半のエアシャワーです。管理していた方はずいぶん厳しい方だったのでしょうね。
90年代後半の日本エアーテック製エアシャワーの操作パネルです。デジタル式でAV機器のような感じです。
先に標語付エアシャワーがありましたが、このエアシャワーにはそれぞれ入り口/出口の清浄度の書いたシールが扉に貼ってあります。エアシャワーはクリーンルームの玄関。これはよい案ですね。
さまざまなエアシャワーを見てきましたが、これもほんの氷山の一角。工場のレイアウトや目的仕様に合わせていろいろなバリエーションのエアシャワーがあります。これはクリーンブースやクリーンルームも同じこと。
それにしても次々と新機能を持った次世代のエアシャワーも発売されていますが、実際にはすでに80年代に機能的に完成されているようです。
いつか、画期的なアイデアが出てさらに次の一歩を刻むのでしょうか?
次はどんな進化を遂げるか、楽しみですね。
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=飛ばされたゴミを眼で見ることが出来ます=
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