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多目的で使用可能なビニールシート

CSクリーンシート

クリーンルームで使う保管棚やテーブルマットなど多目的で使用可能な軟質塩ビシートです。4つの仕様があります。 シーズシーではロール品で販売し、お客様でカットしてお使いいただいております。(カーテンへの加工は行っておりません)
※クリーンルームでの製造ではありません。使用時にはアルコールでの拭き上げなどが必要です。ご注意ください。

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ラインナップ

CSクリーンシートは軟質塩ビのシートロールに以下の機能を付加した製品です。

シーズシーで取り扱っているのは4品種で すべて厚み0.3mmmm×幅1370mm×長さ30mのロール品で提供しています。

このシートはお客様で好きな大きさにカットしていただくことで、クリーンルーム内で棚・台車のカバーやデスクマットなど多目的にお使いいただけます。

※シーズシーではこの商品を使用しての加工は請け負っておりません。

すべて帯電防止仕様です。

ビニールカーテン クリア

クリア (品番:HCF-T ) スタンダードな帯電防止タイプ

表面抵抗値は1×1011~12Ω。 静電気が起きにくく、ホコリがくっつきにくい。

一般クリーンルーム用途として。


ビニールカーテン グリッド

グリッド (品番:HCF-G ) 表面に導電性の格子をプリント。導電性タイプ

表面抵抗値は1×106~7Ω。 裏面は1×1011~12Ω。導電性の格子柄を表面に印刷。

ESD対策エリアでの用途に。


ビニールカーテン ブラック

ブラック (品番:HCF-B ) 暗室用に。

ブラックカーテンに導電性の格子をプリントしたもの。レーザーなどの暗室用に。

また、白いホコリが確認しやすいので、作業台などのカバー用途など。


ビニールカーテン イエロー

イエロー (品番:HCF-Y ) 露光工程など紫外線カット用

紫外線をカットするイエローカーテン。露光工程や紫外線で変質するワークの保管に。



こんな風に使います。


自作のクリーンベンチ・クリーンブースの壁・カーテンとして

最近はパイプフレーム、アルミフレームなどでクリーンブースやベンチを自作される方も増えてきました。そんな時、CSクリーンシートを周囲に貼ることでソフトウォールとして使えます。ずいぶん安価にベンチやブースが出来ますね。静電気対策エリアではグリット、暗室用途ではブラック、紫外線にセンシティブな素材を扱うときはイエローと目的によって使い分けすることが可能です。

FFUを搭載する・・・小型FFU NSFシリーズ  が便利です。

保管棚や台車のカバーなど

クリーンルームの中でワークのホコリ付着の盲点。それが保管時の付着です。 人に感じないほどわずかな気流であっても(遠くにあるエアコンやFFUからの風など) 周囲に発塵がなくても、風で運ばれるホコリや傍を通る人が巻き上げるホコリなどが原因で 付着が進むことがあります。そこでCSクリーンシートを適当な大きさにカットしてカバー として使う事で製品への付着を軽減することが出来ます。低い位置の棚や台車などでもリスク が多いので同様の対策が有効です。微小なホコリは軽いのでわずかな気流に乗って運ばれます。 奥行きのある棚にも2段目、3段目の棚にも侵入してくるのです。

ビニールシート 使用例
 

使うときの注意点・・・ホコリを食い止めるということは、CSクリーンシート自身はホコリが付着しているということです。ESD対策では有効な表面抵抗値の管理もESA(静電気吸着)には無力です。ホコリは風の勢いでシートに衝突しそのまま付着しているケースが多いのです。また、カバーの振動で脱落することもあります。シートの開閉時にはホコリ再付着の注意が必要です。

保管棚に風が吹き込んで切るかどうかを調べる・・・ミストストリームミストストリームが有効です。

部屋の周りにホコリの吹き溜まりが出来ていないかどうか調べる・・・アイビーキャッチャーLIVYキャッチャーLが有効です。


金属同士の擦れ防止

クリーンルームではステンレス製の机・作業台を使うことも多いのですが、そこに金属の治具や基板のマガジンラックを置くと、摩擦によって金属の磨耗粉が出ます。金属粉がキラー異物になるという工程は多く厄介モノです。こんな場合、CSクリーンシートを敷いて貼り付ければ、柔らかいCSクリーンシートの磨耗粉のみの発生に抑えることが出来ます。

ビニールシート 使用例(金属同士の摩耗防止)

使うときの注意点: 磨耗粉が出なくなるわけではないです。定期的に取り換えるなどの管理が必要となります。


金属板のバリからの保護

目視検査用のステージなどに金属板を置くことがありますが、その端面のバリにワイパーやウエアが引っかかって繊維状の異物を発生させることがあります。こんな時にもCSクリーンシートを貼ることで端面を覆い発塵を抑えることが出来ます。


その他にも

コンベアーカバー、扉のない開口部などに短冊状にカットして垂らすことで、風によるホコリ付着の防止やクリーンルーム室圧の維持などに使えます。気流可視化装置やクリーンルームライトあるいはレーザーシート光で発塵の様子を撮影したい場合などの背景としてブラックを使うとカメラなどでの撮影が上手く行きます。


静電気付着は起こらない?

静電気拡散性の表面抵抗値を持つ、グリッドであれば、静電気付着は起こらないのでいつまでも表面はきれい?・・・実はそんなことはありません。先に挙げたように気流で衝突したホコリはそのまま付着することがあります。垂直のように見えても物理的に乗っかている状態であったり、軟質塩ビなのである程度のタック性もあります。するとこれは静電気による付着ではないですが、付着することには変わりありません。また、ホコリの帯電量が多い場合には静電気吸着でくっつくこともあります。残念ながら、個々のホコリの帯電量を調べることは簡単ではないのでどういう状況で付着するのかは分かりません。


※ご注意ください※ 納品時は粉だらけです。

クリーンルーム用途で販売しているCSクリーンシートですが、大変申し訳ないことに納入時は粉だらけです。自己粘着を防ぐための粉が振ってあり、ロール品納入のため無くすことはできません。ご使用時は一度きれいに粉をふき取ってからご使用ください。何卒ご了解のほどよろしくお願いします。

シーズシー株式会社
Eメール: info@csc-biz.com
TEL : 078-252-7201/FAX : 078-252-7210


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