クリーンルームには最先端のものから町工場まであらゆるレベルのクリーンルームがあります。それぞれのレベルをパーティクル管理値とあわせて「クラス○○」と言います。 ところで、紙はクリーンルーム内の大きな発塵源です。普通紙は持込み出来ません。かといって、ハイクラスのクリーンペーパーは高価です。 シーズシーでは様々な業種・業界に広がる「クラス1万対応」のクリーンペーパーシリーズを販売しております。 |
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ここでは普通の紙とクリーンペーパーの違いが分かる実験データを併せてご紹介し、クリーンルーム内でクリーンペーパーを使う事の大事さに触れてみようと思います。 実験からは、静電気対策のCSクリアファイルも組み合わせて使用すると大変便利なことが分かります。 ※クリーンノートの発塵実験はノートのページにあります。 |
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では、普通紙とクリーンペーパーのパーティクル数はどれくらい違うものなのでしょう。クリーンペーパーのパーティクルを測定しました。 |
| 実験の目的 | 普通紙とクリーンペーパーの違いをみる。 | |
| 実験の準備 | 実験に使う紙は「ポールスター(クリーンパックをベンチ内で開封する)」,「普通コピー用紙」,「CSクリアファイル入り普通コピー用紙」,また参考として「ダンボール」を用意した。 | |
| 実験要領 | CS−CUTE−05Aを搭載したクリーンベンチ(W700×D500×H600)内にパーティクルカウンターをチューブでつないだ漏斗を設置し、その上で、次の3つの動作を行う。 ※できるだけ大きな粒子も拾うように漏斗を使用した。この実験では0.5μm程度の大きさの粒子は気流に乗りカウント出来ていない可能性があるがクラス1万対応の用途での可否を判定するためこの方法を採用した。 |
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| 動作1 紙をたたく (手のひらに打付けてトントン叩く感じ) | ||
| 動作2 紙同士をこする | ||
| 動作3 破く | ||
| 作業者は発塵のないクリーン手袋を着用。 バックグラウンドではパーティクルカウンターの数値がゼロである事を確認。 |
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| 測定機器 | リオン製KR−12A | |
| 動作1 紙をたたく | |||
| このたたく動作は紙を扱う時に何気なくしている動作に近いと思います。結果は、やはり普通紙よりもポールスターのほうが発塵量は少なく0.5μmのパーティクルは普通紙の半分以下です。 また、普通紙をCSクリアファイルに入れて測定するとポールスターよりもパーティクルは出ませんでした。 |
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| 動作2 紙同士をこする | |||
| こする動作はたたく動作と違い、普通紙からの発塵量が圧倒的に増えました。表面から短繊維の脱落が多いものと思われます。 ポールスターからはほとんど発塵しません。 また、普通紙をCSクリアファイルに入れて測定すると、たたく動作同様にほとんど発塵はありませんでした。 |
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| 動作3 紙を破く | |||
| 実際に破く動作は日常的には少ないと思いますが、紙を扱う上でもっとも激しい動作と考えて下さい。 この破く動作が普通紙とポールスターの違いを顕著に示していると思います。 |
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| 今回の測定では普通紙より、クリーンルーム仕様のポールスターのほうが圧倒的に発塵も少なく、クラス1万クリーンルームやクリーンブース内で使用するにはポールスターが適していると確認できました。 さらに今回、普通紙にCSクリアファイルを用いてみたところ有効である事がわかりました。1枚物の指示書のようなものはクリアファイルに入れて持ち込むことも可能だと思います。。 |
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| 参考として、使い古したダンボールを200×200に切って同様の実験を行いました。 結果は以下の通り。 1.たたく 2,556個 >0.5μm/0.1CF 2.こする 41,674個 >0.5μm/0.1CF 3.破く 21,369個 >0.5μm/0.1CF とにかく、すごい発塵量です。「破く」が「こする」より少ないのは硬くて普通紙よりゆっくりしか破けなかったからではないかと思います。ダンボールはクリーンルームの中に持ち込むのは避けたほうが無難でしょう。 |
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