パネルパーテーション型　クリーンユニット　「クリーンウォール」

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クリーンパーテーションの効果と使用方法

【クリーン機器】クリーンウォール

	◆薄型だから小スペースでの設置が可能！！ ◆弱/強/急速　の3段階の切替え可能！！ ◆用途で選べる【給気・排気】の2タイプ！！ ◆弱運転で 40dB の静音設計！！クリーンウォール・クリーンパーテーション・クリーンルームパネル・・・呼び名は色々ありますが、シーズシーでは「クリーンウォール」と称してご紹介します。「クリーンウォール」には、給気・排気の2タイプがあり、それぞれHEPAフィルターを搭載して吸引した空気を清浄化します。給気タイプは、クリーンベンチや作業エリアのクリーン化用途に最適です。排気タイプは、発塵工程での飛散防止に非常に役立ちます。さらに、給気タイプ・排気タイプを対で使用することで、キレイな水平層流を作り、発塵工程の間近でも清浄空間を維持することが可能となります。

給気タイプ・排気タイプ・両方使用・・・、どう使い分ける！？

		給気タイプは、パネル全面から清浄化したエアーが吹き出します。既設作業台の背後に置いて、作業台のクリーン化や保管棚や搬送などの側面から清浄空気を給気するなど、薄型の利点を活かしたクリーン化用途に最適です。
	排気タイプは、パネル全面から吸引し、内部のHEPAフィルターで清浄化した後、背面から吹き出します。クリーンルーム内で行う軽い発塵作業の飛散防止用途などにも有効です。

給気/排気タイプを1対で使用すると、安定した水平気流を得ることができます。
発塵がある工程でワーク付近の清浄度を維持したい場合は給気側にワークを、発塵源を排気側に設置することで汚染防止を実現します。

※左写真は、専用オプションであるフレームのみ取付けて撮影しています。
　　キレイな水平気流ができています。

例えば、ISOクラス7（クラス1万）でクリーンブースを導入する時など、ご注意頂きたいのは、これらの装置は清浄化された空気でゴミ・ホコリを多く含んだ空気を希釈するものであって、決してゴミ・ホコリを消してくれる魔法の装置ではない。ということです。
特に、気中に浮遊する微粒子はHEPAフィルターで除去されますが、粗大粒子はHEPAフィルターユニットの風で飛散してしまい、結局は床や作業台など、周囲に堆積していきます。そこでクリーンウォールには、排気（集塵）という機能をもたせました。確かに、排気という機能だけであれば、以前からあるもので珍しいものではありません。しかし、給気・排気を組合せると　≪給気だけ≫≪排気だけ≫では得られない効果が得られます。
クリーンウォールの給気側にワークを配置して作業員を排気側に配置すれば、ワーク側はよりキレイになり、作業員からの発塵が飛散することもなく、排気型クリーンウォールによってHEPAフィルターを通して排気・集塵を行い、周囲環境への影響を抑えるという使い方が可能です。

給・排気ともにＯＦＦ	給気のみＯＮ	排気のみON

給排気タイプ使用時に気をつけたいこと

給気のみONの場合、給気側の清浄度は保たれますが汚染源となる粒子があった場合は周囲に拡散してしまいます。逆に、排気のみONにした場合、汚染源の粒子は排気側に引っ張られますが、粒子の方向は気流速度と重力沈降の力と合成になるため全ては吸引されず、近辺の床へ散らばることなります。

※気流可視化装置「ミストストリーム」のミスト約3～5μm粒子として
※給気/排気タイプは、個別装置です。1台をコンパチブルに使用することはできません。