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粘着マットについて
● 粘着マットの評価と問題点
● 作業者の意識向上のために
● 粘着マットを効果的に使うために
● 業種別使い方のご提案
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現在、国内で販売されているクリーンルーム用粘着マットはどのくらい種類があるのでしょうか?数えたことはありませんが、さまざまな仕様の粘着マットが売られています。その中でどんなマットを選べばよいのでしょうか?
【粘着マットの評価方法と問題点】
ある粘着マットメーカーに粘着マットによる靴底のゴミ除去の評価方法を尋ねると以下のような回答でした。(簡略化しています)

1.靴底と同じ材質(PVCやウレタン)で靴底と同じ面積の固まりをつくり標準粒子をつける。
2.人の体重の1/2の力で(1歩分)粘着マットに押し付ける。
3.その前後で付着している粒子の重さを測定し、粘着マットの除去率を算出する。

結果、そのメーカーのマットは99%以上除去できるということでした。
あちこちのクリーンルームに行くと、実際にこのようなコンセプトで作られたに違いないと確信できるマットに遭遇することがあります。恐ろしく粘着力が強いのです。「粘着力が強い→ゴミの除去率がよい→よい粘着マット」という図式なので当然そうなります。
ところが、こういうマットには問題があります。
1.歩きづらい(というか、足をとられるので危険)
2.皆が同じところばかりを踏むので意味がない
※クリーン化標語にこんなのがあります。
「粘着マットのゴミのあと、そこを踏んでも役立たず」
 また、上記評価方法で本当に靴底のゴミが取れているのでしょうか?靴底にはさまざまな模様があり、決して平坦な面ではありません。また、歩き方によりゴミの付着の仕方も変わってきます。模様の凹部に入ったゴミはマットではとれません。
 本当に靴底のゴミを取るならば、「靴底洗浄機」「靴底ブラシ」など別のアイテムのほうが有効ではないでしょうか?エリアごとに靴を履き替える、一度使用した靴は洗濯しなければ使用しないなどのほうが効果があるように思えます。
【粘着マットを評価しない業界がある】
「粘着マット 効果」などで検索してみると病院関係のホームページでは「粘着マットは感染防止の効果はないので使用しない」という旨のホームページがいくつも見つかります。さすがに医学界、粘着マットの実効性について見切っているな、という感じです。メーカーが99%除去できるといっている一方でユーザーの一部では効果がないといっている。
これはどう考えればよいのでしょうか?
【クリーンルーム用マットの評価】

粘着マットだけで靴底の汚れが100%取れることはありえない。また、その方向にマットの粘着強度を近づけることは可能ですが別の弊害が発生する。そこでシーズシーでは、クリーンルーム用粘着マットは実際の効果よりもゴミの「見える化」に役立つツールとして利用すべき、というコンセプトを持っています。
汚れた靴でマットを踏めば、誰が見てもわかるほど汚れます。きれいな靴で踏んでもそれほどあとは残りません。踏み跡がへこむだけです。マットの役割はきれいな靴・床が維持できているかどうかのチェック機能としての役割が大きいと考えられます。目に見えないクリーンルームのゴミを「見える化」するわけです。
恐らく、一番大切なのは「クリーンルームをきれいに使おう→製品にゴミがつかない→歩留まりの向上・品質の向上」という作業員のマナー・意識ではないでしょうか?床の清掃、靴の管理、持ち込むものの管理、台車などのキャスターの清掃、・・・、粘着マットの性能、靴底洗浄機の性能・・・などトータルで考えたとき、粘着マットに要求される仕様はゴミの除去率だけではない、と気がつくのではないでしょうか。
シーズシー有限会社のクリーンルーム粘着マットのラインナップ  

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