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| 2019.05.08更新 |
【実験結果】 |
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結果は下記表の通り。掃除機使用前はISO5(クラス100)で安定していた清浄度が掃除機を使用後すぐに悪くなります。掃除機後の清浄度変化は、徐々に良くなっているものの10分を経過した時点で、10μm以上の粗大粒子は概ね掃除機使用前に戻りましたが、微粒子は戻りませんでした。
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【考察】今回の実験結果からクリーンルーム用掃除機には、ULPAフィルターが使用され、掃除機自体からの異物排出はありませんが、クリーンルーム内の乱流に加えて掃除機から出る排気と人の動きにより異物が巻き上げられました。仮に、状況下ですぐに生産を開始すると塵埃が舞っている状態で生産を開始することになります。この検証から導かれることは、 1)清掃中は塵埃を除去する半面、舞い上がりなどにより空気中に飛散する →清掃中は製品を露出することを避けて実施することが必須になります。 2)清掃後すぐに生産開始の危険性 →清掃後は一定の待機時間を考慮して生産を開始する事が必要です。 3)清掃方法の確立 →この検証ではクリーンルーム用掃除機を使用しましたが、清掃用具と清掃方法で様々な結果が出ると思います。各クリーンルームにあった清掃方法の確立が必要です。 一斉清掃の文化は小学生の時に給食後みんなで実施した記憶があると思いますが、今考えると給食後の清掃は利にかなった清掃時間なのでしょうか。 今回は、乱流式のクリーンルームで実施しましたが、次回は弊社のCSバルーンを取付けた場合での検証を予定しています。 |
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