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  粗大粒子用タンブリング試験装置

タンブリング試験で
ウエアや手袋の付着塵の数が分かる!!
クリーンルームの持込ゴミの判断材料に!!
   

◆ 上から下へ垂直方向の気流で粗大粒子をカウント!!
◆ 操作が簡単!!

神戸ラボルームに試験機が設置してあります!!

見学受付中!!
 
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粗大粒子用タンブリング試験装置とは

 クリーンウエアやワイパー、手袋などの付着塵埃を回転するドラムで脱落させ、パーティクルカウンター(別売)でカウントする装置です。 シーズシーで開発したタンブリング試験装置はJIS/ISOのクリーンルーム規格にある微粒子専門のタンブリング装置とは違い、粗大粒子に特化した装置となっております。   タンブリング試験装置 図

クリーンルーム規格品との一番の違いは風の向き

 クリーンルーム規格にあるタンブリング試験装置では水平方向の風を送ることになっていますが、粗大粒子は重力の影響を強く受けますので、途中で沈降しパーティクルカウンターまでたどり着きません。
 すると、測定しても数値的にはゼロになりますが、これはカウントできていないだけで実際に付着塵がどの程度あるのか知ることが出来ませんでした。そこで、シーズシーでは上から下へ垂直方向の気流を利用することにしました。すると、従来とは全く違い多くの粗大粒子をカウントすることが出来ました。ウエアなどに付着している粗大粒子数の本当の状況を知ることが出来たのです。
 この装置には別売のパーティクルカウンターが必要です。リオン製粗大粒子パーティクルカウンターKC-20Aの場合、10、20、30、50、100μmの分級・カウントが可能です。
 例えば、クリーニング仕立てのウエアと清掃や装置メンテナンスに使用したウエアではどのくらい付着塵数が違うのだろう?
といったウエアの検証やワイパーの発塵数、手袋の発塵数などを知ることが出来ます。  
粗大粒子パーティクルカウンター
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使用例

■クリーンウエアに付着している粗大粒子数の調査

■同じくクリーンルームワイパーや手袋などの付着塵数の調査

■応用として、クリーニング後のウエア・着用後のウエア・清掃作業後のウエア・装置メンテナンス後のウエアなどの付着塵数を比較することが出来ます。ウエアの洗濯や交換するタイミングや周囲への影響を調べることが出来ます。

クリーンウエアを測定中

操作面

回転速度(8~40RPM)を設定した後はFFUを起動しスタートボタンを押すだけ。簡単な操作です。
安全面に配慮した設計。インターロックはもちろん、回転部の安全対策は万全です。

操作が簡単!!

ドラム内

ドラムなど内装はステンレス製でウエアなどが引っかかりにくい電解研磨仕上げ。 市販の衣類乾燥機と同様に扉を開けて衣類を入れて蓋を閉めます。また内部は大変清掃がしやすい構造です。 クリーンルームライトを併用すれば異物の目視確認もできますし、残留異物を採取しFT-IR用のサンプルを得ることも簡単です。

掃除が簡単!!

ウエア測定データ・ワイパー測定データ(例)

  着用したウエアを5分間回した例です。はじめは付着塵を多くカウントしますが、徐々に脱落していって減ってきます。少しずつ減ってはきますが無くなるということはありません。実は一度着用すると多くの粗大粒子がウエアには付着したままの状態なのです。比較的大きな粒子の方が割合が多いようですね。
   不織布ワイパー(9インチサイズ×3枚)と布製ワイパー(同サイズ×3枚)をやはり5分ずつ回したときのデータです。不織布の方が発塵数がかなり多いことが分かります。特に100μm<の差は大きいですね。クリーンルーム用ワイパーだから発塵しないということはありません。ご使用時には気を付けて。
 
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