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2020.05.25![]() |
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| シーズシーがある兵庫県は先週非常事態宣言が解除となり、会社内も非常事態宣言前の状態に戻りつつあります。やはり、実際に会って「おはよう」や「お疲れ様」の挨拶はいいものですね。大変でしたが、人との繋がりの大切さを学びました。 さて、今回も新型コロナ対策についてです。今後も必ず対策が必要となりますので参考になれば幸いです。是非、ご覧ください。 【お知らせ】 予定しておりましたマスクが今だ未入荷の為、ご案内ができておりません。企画をお待ち頂いております会員様には申し訳ございませんが準備が整い次第、ご案内させて頂きます。 ※本メールアドレスは送信専用です。 お問合せはEメール: |
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【INDEX】 【1】 クリーンルームから学ぶ新型コロナ対策 〜換気〜 【2】 【CSC Net】好評開催中!暑さ対策・快適素材ウエア特集! 【3】 【コラム】CSCのクリーンルームちょっと小話 |
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【1】クリーンルームから学ぶ新型コロナ対策 〜換気〜 先週、お客様からの問い合わせで「コロナ対策でエアシャワーを止めた方が良いのでは?」という問い合わせを多数受けました。 今回はこの件も含めてクリーンルームから学ぶ新型コロナウイルス対策を考えてみます。まず、最近のニュースでも耳にする「換気」の面で考えてみます。 クリーンルーム従事者の方ですとご存じかと思いますが、クリーンルームでも換気という言葉を使います。クリーンルーム内の空気をHEPAフィルターで1時間の間にろ過した回数、いわゆる「換気回数」です。最近、新幹線や飛行機で「当機は常に換気しているのでご安心ください」という機内アナウンスをよく耳にします。しかし「はて?何回換気?どこから給気してどこに排気?風速は?」などと、ついつい考えてしまいます。さて、エアシャワーの安全性の話に戻しますが、エアシャワーの換気回数は通常少なくとも1時間に200換気ほど行います。事務所などの法定換気回数は1〜5回程度です。回数から考えるとエアシャワー内はとっても安全なことになります。浮遊塵埃に関しても、一般的な事務所スペースで言いますと0.5μmの塵埃は、1cfで約10〜20万個程度浮遊していますが、エアシャワー内は換気回数を多くすることで、一般環境の1/100以下の清浄度が維持されており、この点では安全と 考えられます。ではエアシャワーをどのように使用するとウイルス感染リスクが高くなるのか、下記の通り考えられます。 1) 定員オーバーで使用する場合=接触感染リスク 2) 庫内清掃が日常的に実施されていない=塵埃(=ウイルス)再浮遊リスク 3) 入退出時のドアノブに触れる手袋が汚れている場合=交差汚染リスク 4) 2列横並びの仕様=交差汚染リスク つまり、「作業員全員がルールを守り、運用管理されているエアシャワー」では、ウイルス感染防止対策でエアシャワーを停止することは不要の結論になります。 逆に、上記のルールが守られていないエアシャワーでは停止するかルール厳守するかの対応も必要かと思います。最近になりテレビなどで言われている手洗い20〜30秒や咳エチケットなどは以前から感染予防策として言われていたことであり、感染予防策もクリーンルーム管理も決められたルールを日々当り前として守ることが重要です。同じことでいうと、≪自衛隊は感染リスクO(ゼロ)≫とニュースで報道されていますが、これはルールが徹底されている証だと思います。 引き続き、夜も自粛、遊びも自粛、外出も自粛と、辛い日々が続きます。平穏な 日々を目標に皆で頑張りましょう!! 弊社製の標準エアシャワーの上部は、浮遊塵埃が舞う対策として微量のエアーが天 井部から流れる天井ダウンフロー付きで浮遊を抑えています。 ▼【参考ページ】 ※動画あり エアシャワーの天井パンチングとCSバルーンの効果検証実験 また、オプションとしてエアシャワー庫内の塵埃量をブロー中に常時計測すること で、インターロック解除の時間を延長/短縮します。
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【2】【CSC Net】好評開催中!暑さ対策・快適素材ウエア特集 先週から始まった暑さ対策・快適素材ウエア特集! 熱い夏を想定して、今こそ快適な職場環境の見直しが必要です。是非この機会に。 ![]() |
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【3】【コラム】CSCのクリーンルームちょっと小話 インドネシアの工場で現場改善を行った時の話です。 工場は、工場内全体にホコリが多く、玄関の廊下がうっすらと白くなっていました。 組立工場なのですが、クリーン環境の設備は持っておらず、クリーンに対して服装の対策はしていませんでした。当然、作業者は上履きではなく、下履きで工場内を歩き回っている状態でした。その工場は、新しく出来た工場地帯に新築された工場でしたので、まだ整備されていない状態で土がむき出しでした。インドネシアは火山国なので土は火山灰で出来ている為、白っぽかったです。そうです、その土が靴底に付き工場内に持ち込んでいた、持ち込みゴミでした。ようするに、ゾーニングが出来ていなかったんですね。応急対策として、玄関に仕掛けを置きました。 仕掛けは、単純にマットを濡らして床に置き靴底の汚れを取ることでした。しかし 失敗しました。ホコリはすこし少なくなりましたがマットの材質が悪く、糸ごみが多く発生してしまったのです。インドネシアのマットは繊維の品質が悪くほつれ易く糸ごみが発生したのです。今では、これも良い経験です。 ![]() |
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