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| 2016.08.10更新 |
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| 【ステンレス】 装置自体からの発塵性を低めるために装置自体のカバーや駆動部のカバーにはステンレスが使われることが多くあります。基板を扱う工場では基板のマガジン、トレーなどもステンレスが多いです。製薬などの工場の装置、作業テーブルもステンレスが多いですね。ステンレスとは「錆びない」ことを特徴とした合金で成分により名前が付けられていますが最もポピュラーなステンレスはSUS304というものです。 硬くて丈夫なのですが、ステンレス同士が擦れ合うなどで発塵するケースが多いです。例えば、ステンレステーブル上にマガジンラックを置くなど。たった1回では発塵しませんが何度も同じことが起こると次第に非常にゆっくりとしかし確実に発塵は増えていきます。 金属同士が当たるところではナイロン樹脂などでカバーを作るとよいです。塩ビシートをテーブル上に貼るだけでも相当発塵は防ぐことが可能です。 問題なのはマガジンラックやトレーの隙間に溜まる金属片ですね。これは厄介でしかもゆっくり溜まるので対策としては洗浄が最も良いと思います。ただ、保管とか置いてあるだけでも異物は付着しますから要注意ですね
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| 【アルミ】 アルミは比重は2.7前後と非常に軽い金属です。よって人が作業する場合に使いやすく作業治具などに多く使われます。軽く削れやすいので発塵源としては要注意です。他にも加工性が良い、強度が強い、耐食性が良い、電気を流すためにもよく使用されるなどのメリットもあります。クリーンルーム内でも多く見かける金属の一つですね。他の金属とぶつかって発塵することも多いようです。
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| 【銅】 比重が8.95とめちゃ重たい。しかし、金属としては電気をよく流す特徴があるので電子材料として多く使用されています。電池などですね。しかし、重たくて場所依存性が高いはずなのにあちこちにある。結構、移動します。また、発塵源としても身近にたくさんあります。10円玉、フォークリフトのバッテリーの電極、電線、電車の電線!などです。重たいので簡単に対策出来ないのが大変です。しかも、金属としては柔らかく発塵しやすい。 対策としてはベタですが大掃除。一度、飛散してしまった異物は清掃で掻き取る。その後飛散防止を徹底することでかなり軽減が予測できます。
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| 【シーズシーの対策製品】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※結果として繊維くずと金属片はこれからもクリーン化対策の重要なポイントですのでシーズシーの関連商品は多数存在しています。
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