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2016.10.04更新
ポラリオンクリーンルームライト
百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)に如(し)かず・・・・
今回は異物の「見える化」について、紹介したいと思います。
異物は考え方よって神出鬼没な幽霊のようなもので、目に見えないものと戦う。何をどの様にすればよいのか不明で疑心暗鬼になってしまう。これほど怖いものはあ りません。異物が見え難い、拡散し元の位置に無い、などの理由がそうさせていると思います。
裏返してみると「見える化」を進めることは、異物対策への安心感でもあるということです。シーズシーの商品以外にも異物の「見える化」を売りにして商品化しているものもあります。
例えば、パナソニック製の掃除機(MC-SR530G)もその一つです。
※パナソニックHPより
吸引ノズルにLEDナビライト(照度500ルクスのLED光源、5度の角度)で照射し異物の「見える化」をしながら掃除を行うといった機構です。目的が明確で効率的なので実験を兼ねて実際に購入し、この商品を使用してみると瞬時に掃除の効果が一瞬で得られ、妙な達成感と同時に至福のひととき(blissful moment)を感じてしまいました。掃除を楽しんだという感覚でしょうか。
従来の掃除機では、綺麗な所も汚れている所も感に頼って適当に掃除していましたから、効率は悪いと思います。この様な商品は作業効率を著しく向上させるなど様々な点での相乗効果を得られると思います。機能的な面で欲を言えば、光源にパワーがあればもっと遠くまで確認できるのにとか、光拡散による見え方の工夫や、異物の影からその存在が更にわかるようにして欲しいなど改良点の要望はいくつか考えられますね。
まるで掃除機のコマーシャルとなってしまいましたが、このように異物を「見える化」し、その対象物の存在を把握することで適切なアプローチが決まります。その先に高品質商品の創出があるわけです。「見える化」そのものは現状打破(改善)を進める上で避けては通れないプロセスの位置づけとも言えます。
ポラリオンクリーンルームライト
ポラリオンライトNP−1は簡易的に異物の「見える化」を実現したことで、斬新であることなどから圧倒的支持を得られました。前途にも紹介させて頂いた通り、疑心暗鬼の解消=安心であったかもしれません。
ポラリオンライトを使っての異物蓄積の状態観察は様々な設備の上に溜まった埃や隙間に付着している異物、作業机の上や床、廊下、仕掛品の部品棚・・・様々なポイントがあります。ポラリオンライトの光源を見やすい角度から照らしてみる事で、今まで知らなかった事実を把握し、気づきを与えてくれるかも知れません。また、現在の掃除のやり方が本当に正しかったのかを判断することも使い方としてGOODです。
ポラリオンライトで見た繊維くず
ハンカチからホコリを落とす。
電灯ではホコリが見えない。
ポラリオンライトで見える
「見える化」とは、次のアイデアへの道筋を築いてくれます。
廊下をポラリオンライトで照らすと、そこには色鮮やかなグリーンカーペットが敷かれます。しかし、知ってはならない事実を見つけてしまったという恐怖を体験してしまうかもしれませんね。幽霊は身近な足元にも存在していたのかもしれません。
何か付いている程度にしか見えない。
正体はこちらです。
ポラリオンライトで照らすと、なんと足跡が!!
【足元からの侵入】
外靴をクリーンルームの外の廊下まで履いているケースであれば足元から重い金属片や土の成分の侵入が気になります。靴底は柔らかいのでこういう異物の持ち込み原因になりがちなのです。靴の他にも台車のキャスターや通函も同様の異物を付着させた状態でクリーンルームに入ることがあります。金属片、樹脂片が廃棄物としてルーム内で発生するのであれば、その通函はかなり怪しいです。
ねじ切れたような金属片は強く反射するので大きさの割に強い光を返します。向きによって反射光の強さが違うのも特徴です。しかし、生物系の異物も透明で反射光は強いです。ただしこちらは透明なため内部で光が反射し合って強くなっているので案外どこから見ても強い光で反射しているのが特徴となります。
ねじ切れた金属の反射光
ライトOFF
ライトON
皮膚片など透明(半透明)な異物
ライトOFF
ライトON
見える化ツールのご紹介
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