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会員トップページ > 新事例INDEX > 新事例27

2018.03.12更新
各動作による塵埃量の測定実験
一般的にクリーンルーム内の発塵は人由来が多く、それにより皆様も日々苦労されておられるかと思います。今回は、クリーンルーム内で頻繁に行う動作を数例挙げて、どの程度の発塵が生じるのか実験を行いました。
【実験の目的】
クリーンルーム内での一般的な動作によるポンピング含めた発塵量を測定し、各動作がどの程度清浄度や製品に影響を及ぼすかを検証する。

【実験方法】
動作実施者がビニール袋の中に入った上で周囲を目張りし、FFU下で6パターンの動作を行い、パーティクルカウンターにて60秒測定する。
【動作】
1.静止状態
2.歩行動作 (歩くペース   80歩/min)
3.歩行動作 (早歩きペース 110歩/min) 
4.屈伸動作 (60回/min)
5.掃除機動作 (60回/min)
6.体ひねり動作(60回/min)
 
イメージ図

歩行動作

屈伸動作

掃除機動作
【算出方法】
1.パーティクルカウンターカウント数/0.1CF×353.4=カウント数/1m3
2.カウント数/1m3×FFU吹き出し風量(5.64m3/min)=カウント数/FFU吹き出し風量
結果
考察
以上の結果より、普段行われている動作に置き換えてみると大きな改善をもたらすことが期待できます。
例えば、【屈伸動作】は床に物を置くことによって生じる動作です。ですから、高さがある台車に物を置くことで屈伸動作することなく物を取ることができ、発塵のリスクが低くなります。また、【体をひねる動作】はワークを後ろに置くことによって生じているため置く場所を前に変えると、この動作は無くなり発塵リスクから回避されます。【掃除機動作】は、歩きながら掃除機をかけることで、2に5の動作が加わり、1分間に0.5μのゴミを5万個以上撒いていることになり、綺麗にするどころか、掃除しながらゴミをバラ撒いていることになります。このように、クリーンルーム内で何気なく行われている動作が発塵原になっている事が多く見受けられます。自分達のクリーンルームは、どうような動作を頻繁に行い、どの位置に物(ワーク)を設置しているのかを把握し、改善することが大事です。
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