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| 2019.08.05更新 |
| クリーンルームあるある実験レポート 第5弾!! | ||||
| 「クリーンルーム用掃除機使用における清浄度変化について(バルーンあり)」実験レポート クリーンルームあるある実験レポート第2弾 で掃除機を使用する前後での清浄度変化についてレポートしましたが、今回は吹出口にCSバルーンを取り付けて疑似層流を作り出し前回と同条件にて検証を行いました。 【実験目的】(疑似)層流式クリーンルームにてクリーンルーム用掃除機を使用して掃除行った際の清浄度変化について調査する。【実験環境】クリーンルームサイズ: 床面積28u 高さ2.1m温度 24。2℃ 湿度 54.0% 総風量 約28m3/min(吹き出し面からの風速は約0.2m/secにて) ※吹き出し口にCSバルーンを取り付けた状態
【使用機器】・クリーンルーム用掃除機: CV−G12CT 日立産機システム製・パーティクルカウンター(微粒子): KC−31 リオン製 ・パーティクルカウンター(粗大粒子): KC−20A リオン製 |
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【考察】CSバルーンを取り付けなかったクリーンルームでは、掃除機停機 10分後でも微粒子の数値は清掃前に戻りませんでした。一方、CSバルーンを取り付けたクリーンルームでは、掃除機停機3分後には使用前の数値に戻りました。今回の実験結果からクリーンルーム内で掃除機を使用すると、異物の舞い上がりが起こり乱流が生じますが、CSバルーンを取り付けることで、吹き出し面積を増やし、風速を抑えることにより層流性が高まり乱流が抑制されることがわかりました。 一般的な吹き出し口は0.5m/sec以上の吹き出し風速を要するために、早い風速の周囲では渦を巻くように上昇気流(乱流)が生じています。浮遊塵埃もそれに追随するためになかなかリターン口までいかない傾向にあります。 そこで、CSバルーンを取り付けることで清掃後、生産開始時間を早め生産効率をあげることが可能です。また、製品への異物付着なども軽減できると考えられます。 今後は、掃除機以外の清掃ツールを使用した清掃方法や人数の違いによる清浄度の変化も実験していければと思います。 |
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