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CS-JJ ミニエン(クリーンブース)搭載実験

実験の様子
CS-JJ
イオン発生器「CS-JJ」
CS-JJ搭載ミニエン(クリーンブース)での除電実験についてご紹介します。

「CS-JJ」とは?

プラス・マイナスの各イオン発生器とコントロールユニットからなるイオン発生器です。CS-CUTEのようなFFU、またはエアシャワーなどのクリーンエアの風を利用することで除塵と除電を同時に行うことができます。

従来のイオナイザーではクリーンブースの静電気除去はかなり難しい

通常、イオナイザーなどで発生させたイオンの寿命は約2秒。これに対してクリーンブースの風速は0.2~0.5m/秒前後。これでは天井ユニットから作業エリアには届きません。加えて、バータイプイオナイザーなどは吹き出しユニットの真下に取り付けるタイプは非常に狭い有効範囲にしか届きません。
CS-JJは到達距離も到達範囲も大幅アップ

CS-JJをミニエンと組み合わせて使うとイオンの到達距離も到達範囲も大幅アップします。(※専用取り付けパネルを使用した場合)
その理由は、CS-CUTEと取り付けパネルの間にCS-JJをセットすることでパネルの内側でイオンを拡散させ吹き出し口全体からイオンを出します。さらにパネルの開口率は50%でほとんど圧力損失はないため、開口率が少ない分だけ風速が上がり到達距離も延びるという仕組みです。
通常のFFUのパンチングにバータイプイオナイザーを取り付けた場合とCS-JJ+専用取り付けパネルとの比較。クリックすると拡大します。

※専用取り付けパネルは05A用のみとなります。
実験イメージ図 バータイプイオナイザーを取り付けた場合 実験イメージ図 CS-JJを取り付けた場合

ミニエンでバータイプイオナイザーとCS-JJを比較実験
1500×1500×2000Hのミニエンを使い、CS-JJとバータイプイオナイザーの除電時間(減衰時間)を調べました。CS-JJ(専用パネル付き)はバラツキがあるもののミニエン全体をカバーしているのに対し、従来のバータイプイオナイザーではほとんど真下しか効果がありません。CS-JJの場合でもイオンは2秒程度しか持たないのですぐに除電ができるわけではありませんが、バータイプイオナイザーより範囲は広いといえます。 実験の様子
イメージ
CS-JJ搭載の減衰時間 市販イオナイザーの減衰時間 単位(秒)
CS-JJ搭載の減衰時間1 CS-JJ搭載の減衰時間2 市販イオナイザーの減衰時間1 市販イオナイザーの減衰時間2 単位(秒)
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CS-JJ エアシャワー搭載実験はこちら
コラム
 クリーン化と静電気対策について・・・静電気とホコリ付着の仕組みとその対策をご紹介します。
 クラス1万の静電気付着対策について・・・クラス1万(ISOクラス7)前後でクリーンエリアを管理者を対象に。
 静電気実験レポート・・・静電気に関する実験結果をレポートします。
 静電気付着対策フローチャート・・・状況別の対策と必要アイテムをご案内します。
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