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空気内に含まれる塵埃の数値化に!
ダストラムの特徴

ダストラムは、集塵機など吸引装置で集塵した空気及びクリーンルームリターン口に流れる空気に含まれる塵埃量と風速を測定することが可能な装置です。
測定粒径サイズは30μm以上と100μm以上、風速は1~18m/secとなります。
エアーガンなどを使った除塵作業に集塵機と組み合わせて使用することで、確実に除塵ができたかを数値化することできます。
またクリーンルームリターン口で常時監視することにより、クリーンルーム内で発塵が発生したタイミングを把握することが可能です。
測定したデータはパソコン内のフォルダーに保存され、不具合発生時の状況などを後で確認することが可能です。
また警報閾値の設定も可能でオーバーした際に外部に信号を出力する機能(※1)も有しています。
(※1) 機能詳細についてはお問い合わせください。

使用イメージ

このような環境に

ダストラムについての
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測定画面の見方

画面操作は、[マウス:左クリック][タッチパネル:タップ]とします。
※30μm~の操作方法と、100μm~の操作方法は同じです。

① 電源スイッチ クリックすると計測のON/OFFが切り替わります。
計測中は各種設定の変更が行えません。
② 時計 今日の日付と時間を表示します。
③ 警報ランプ 各種機能の警報が作動したとき、赤く点灯します。
④ 警報手動スイッチ 各種警報状態を手動で作動させます。
導通チェックの際などに使用します。
(計測データには記録されません)
⑤ 警報機能設定 各種警報機能のON/OFFを切り替えます。
(OFFにすると閾値を超えても警報が作動しません)

画面操作は、[マウス:左クリック][タッチパネル:タップ]とします。
※30μm~の操作方法と、100μm~の操作方法は同じです。

⑥ ダスト検知カウント 0.5秒間に検知したダストの数を表示します。
ダスト検知は500μsecごとのため、1秒間の最大値は1000となります。
⑦ ダスト検知グラフ 「⑥ダスト検知カウント」をグラフに記録します。
30秒間分のデータを表示します。
⑧ グラフ解像度 「⑦ダスト検知グラフ」の解像度を変更します。
⑨ 警報閾値設定 警報閾値を変更します。変更はテキストボックスか、スクロールバーで行うことができます。
「⑥ダスト検知カウント」が警報閾値を超えた場合、警報が作動します。
⑩ 累計Dust警報回数グラフ 直近2週間分のダスト検知累計警報回数をグラフで表示します。
当日の累計警報回数は左下に表示され、グラフでは緑色で表示されます。

画面操作は、[マウス:左クリック][タッチパネル:タップ]とします。

⑪ 風速表示 風速を表示します。計測は0.5秒ごとに行い、2.5秒ごとに平均値を表示します。
起動してすぐは、平均データが取得できるまで風速を表示しません。
⑫ 風速閾値設定 風速計の閾値を設定します。変更はテキストボックスか、スクロールバーで行うことができます。
⑪「風速表示」が警報閾値を下回った場合、警報が作動します。
⑬ 風速ゲージ 風速を視覚的に表示します。

各種警報閾値(ダスト、風速)をオーバーした時に外部に信号を出力する機能です。
1秒ごとの計測で、それぞれの項目のデータが閾値以上になると出力端子が導通し、警報ランプが点灯します。
出力端子は接点出力になっています。

製品仕様(定格)

型式 DR-N1
データサンプリング周期 0.5msec
1測定のサンプリング回数 1000
最大検知電圧(センサ単体) 3.6V (※1)
風速測定範囲 1 ~ 18m/s (※2)
風速測定環境温度(推奨) 20℃ ~ 26℃
集塵風速低下率 10% ~ 20% (※3)
ユニットーPC間 通信方式 USB
通信プロトコル 独自仕様
端子台出力回路
接点最大許容電力 (抵抗負荷)
接点最大許容電流
125V (AC)、28V (DC)
10A
電源(USBケーブル) Type-C
外形寸法 W230 × H210 × T149
・円筒突起部、コネクタ部を含まず
重量 約2kg
付属品 USBケーブル2本
アプリケーション画面解像度 1366 × 768

(※1) センサーメーカーによるデータシート及び、弊社実測値による値です。

(※2) 風速8~16m/s程度での環境を想定しています。

(※3) 集塵風速低下率とは、測定ユニットを集塵機とエア洗浄ボックスの間にセットした時の風速落ちの割合を示します。(開発時のテスト環境によるもの)

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